マンションの建設現場で、高校生が“DX”を活用した最先端の「施工管理」を体験する授業が開かれました。今の現場の快適さに、生徒たちからは驚きの声が聞かれました。

この授業は、施工管理のアプリを開発したIT企業「スパイダープラス」と高知市の「岸之上工務店」が協力し、現場の“DX化”を体験してもらおうと高知工業高校の3年生を対象に開かれました。

建設現場の「施工管理」は、鉄筋の本数や配列などが図面通り施工できているか設計図と現場を照らし合わせる作業で、以前までの黒板を使った作業では、黒板に設計図を書き記して写真を撮っていました。1つのマンション建設で撮影する写真は「1万枚」にのぼります…。

▼岸之上工務店 企画推進部 田井丈士 部長
「(昔は)一生懸命書くしかなかったんで、だいたいの現場監督は“黒板での作業”を昔はしていました。いちばん困るのはチョークで黒板に書きますので、雨が降ってきたときに消えたりとかそういう苦労もありました」

黒板での作業は1枚20分ほどかかりましたが、タブレット端末のアプリを使った作業ではたった数分で完了しました!

▼参加した生徒
Q.従来のやり方について
「黒板に書く量も多いし、難しくて時間もかかるという印象でした。(建設現場は)暑い場所で長時間の作業というイメージだったんですけど、(タブレットでは)少しの時間で何か所も写真を撮って、一気に作業が進められるなと思いました」

▼参加した生徒
Q.タブレット端末について
「めちゃめちゃ便利で、工程が一つ少なかったので写真を撮るだけで良かったので、とても簡単でした」

授業は5月13日にも行われる予定で、企画した「スパイダープラス」は、「建設業界の人手不足解消に向け、今後も学校や企業と連携した実習を企画したい」としています。