リニア工事による環境への影響を有識者が議論する静岡市の協議会は4月21日、JR東海が示した希少生物への対応について了承し、11年続いた協議を終えました。

リニア工事による環境への影響を議論する静岡市の協議会は、21日で26回目を迎えました。

会議では、JR東海が静岡県の専門家会議で示した希少生物への対応について説明し、委員は「妥当」と評価しました。

さらに、環境への影響が確認された場合に、JR東海がその都度、対策を講じることに加え、人の手で環境の回復を目指す「ネイチャーポジティブ」を前提とすることを確認し、2015年から続いた協議会は終了しました。

<静岡市 難波喬司市長>
「ネイチャーポジティブで、もっと社会に貢献していくんだという姿勢で取り組んでいただける。私としては非常に嬉しい」

静岡市は今後、着工後のJR東海の対応を検証するため、新たな会議を設置する方針です。

リニアを巡っては、3月に県の専門部会でもJR東海と対話が完了していて、県は年内着工の可能性を示しています。