アメリカのトランプ大統領はイランとの停戦について、「延長する可能性は極めて低い」とした上で、従来の期限とされていたアメリカ東部時間21日から1日延長された「22日夕方」が期限になると明らかにしました。
ブルームバーグ通信は20日、トランプ大統領が電話インタビューに応じ、期限が迫っているイランとの停戦について、「延長する可能性は極めて低い」との認識を示した上で、期限が切れるのは「ワシントンの時間で22日の夕方だ」と主張したと報じました。
これまで「2週間」の停戦の期限は21日だとされていました。
トランプ大統領はイランとの戦闘終結に向けた2回目の対面協議が21日にパキスタンで開かれる予定であり、交渉を担当するバンス副大統領が「20日中に出発する」と説明。この協議の日程に合わせて、期限が延ばされた可能性があります。
また、トランプ大統領は「私は拙速に悪い合意を結ぶつもりはない。我々には時間は十分にある」と強調。その上で、アメリカ軍が行っているイランの港湾への船の出入りの封鎖措置について、合意が成立しない限りは「封鎖を解除するつもりはない」と話したということです。
こうしたなか、イランのアラグチ外相は20日、パキスタンの外相と電話会談し、「アメリカの継続的な停戦合意違反が外交プロセスにおける大きな障害になっている」と伝えたということです。その上で、「イランは問題のあらゆる側面を考慮したうえで、今後の対応を決定する」と述べたということです。
一方、ロイター通信は20日、パキスタン政府高官が「イランを協議に出席させることができると確信している」と述べたと報じました。
高官は「イランから前向きなシグナルを受け取った。状況は流動的だが、明日か明後日に協議を開始する際にはイラン側が出席するよう努めている」と述べ、イランの協議出席に期待感を示したということです。
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