特定危険指定暴力団・工藤会の当時の幹部に現金を脅し取られた男性が、工藤会のトップらにも責任があるとして、賠償を求めた裁判。

福岡地裁は、原告側の訴えを全面的に認め、工藤会のトップを含む3人に対して、損害賠償を命じました。

判決によりますと、原告の男性は2018年以降、工藤会の当時の幹部から、男性が危害を加えられないよう組織に取り計らうという名目などで、現金およそ1200万円を脅し取られました。

男性は、「組織の代表者にも責任がある」として、元幹部に加え、工藤会のトップ・野村悟被告(79)とナンバー2の田上不美夫被告(69)に対して、合わせて1452万円の損害賠償を求めていました。

20日の判決で、福岡地裁の島田英一郎裁判長は、野村被告と田上被告が当時、工藤会の「代表者」だったとして、2人にも賠償責任があると認定。

野村被告ら3人に対して、原告の訴え通り1452万円の支払いを命じました。