「ご祝儀価格」はついたのでしょうか
愛媛県松山市の市場で花の初市が行われ、新春を彩る色鮮やかな切り花や鉢植えが、次々と競り落とされていました。

松山市中央卸売市場で行われた花の初市には、主に県内や四国で育てられたバラやカサブランカなど、およそ30品目が並びました。買い付けに来たおよそ30人が、タブレット端末を使い、競り人たちの掛け声に合わせて、次々と花を競り落としていきました。

いわゆる「ご祝儀価格」で落札されたバラも。

(生花店「花乃真央」・徳永鈴江代表)
「(相場の何倍くらい?)相場の…4倍!景気付けですよ1年の計は初競りにありということで、付けさせてもらった」

松山市によりますと、去年、市場で取り引きされた花の量は、新型コロナの感染拡大による消費の落ち込みや、原油価格高騰の影響を受け、おととしのおよそ9割程度に留まったということで、関係者は、需要の回復に期待を寄せます。

(愛媛花市場長尾邦浩社長)
「ピョンと跳ねることが必要だと思うので、しっかりとジャンプしていきたい」