長崎県五島市三井楽町で3日、正月の伝統行事「獅子こま舞」が行われ、1年間の無病息災を祈りました。

2頭の獅子と天狗の面をつけた猿田彦が舞い踊り、無病息災を祈ります。

五島市三井楽町に伝わる獅子こま舞は、頭を持つ獅子方のみが舞う“古式の獅子舞”で長崎県の無形民俗文化財にも指定されています。

例年は地区の家を周りますが、新型コロナの影響で、2022年に続き神社で舞が披露されました。

市民:
「かっこよかった」
「迫力があっていい年になりそうだなと。見られてよかった」
「テレビでしか見たことなかったんで、感動しました。家族みんな健康で健やかに生活できれば」

1年間の健康を願い、300年以上受け継がれてきた五島の正月の伝統行事です。