アメリカのトランプ大統領は、交戦を続けるイスラエルとレバノンが10日間の停戦で合意したと発表しました。
トランプ大統領は16日、自身のSNSで、レバノンのアウン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相と相次いで電話会談したと投稿し、イスラエルとレバノンが日本時間の17日午前6時から10日間、停戦することで合意したと表明しました。
アメリカ国務省の文書によりますと、10日間の停戦は「初期期間」で、交渉に進展があり両国が合意すれば停戦期間は延長される可能性があるとしています。
アメリカ トランプ大統領
「イスラエルとレバノンの停戦が成立することは素晴らしいことだ。今後4、5日のうちに両国の首脳がホワイトハウスを訪れることになるだろう」
また、トランプ大統領はこのように述べ、アウン大統領とネタニヤフ首相をホワイトハウスに招待し、両国の首脳会談が来週にも行われるとの見通しを示しました。
さらに、トランプ大統領は、レバノンに拠点を置く親イランのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対し、「この重要な時期にヒズボラが感じよく、適切に行動してくれることを望んでいる」と、停戦に応じるようSNSで呼びかけました。
ただ、ロイター通信によりますと、ヒズボラは声明の中で「停戦はレバノン全土に及ぶ包括的なものでなければならず、イスラエルという敵にいかなる移動の自由も許してはならない」と述べています。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相も「レバノンと歴史的な和平合意を結ぶ機会を得た」と強調したものの、侵攻するレバノン南部からは撤退せず、駐留を続けるとしています。
こうした中、ヒズボラは17日に声明を出し、「敵の裏切りとごまかしを予期して引き金に指をかけたままだ」などとけん制しましたが、イスラエルとの停戦に応じるかなど、停戦合意への言及はありませんでした。
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