官公庁や多くの企業は、4日が仕事始めです。福島県庁では、仕事始めの式が行われました。

県庁の仕事始めの式は、およそ70人の幹部職員が出席して行われ、内堀知事が福島の復興について、サッカーワールドカップで日本代表の監督を務めた森保監督の言葉を引用し、「未来は変えられる」と話しました。

そして、新型コロナや物価高騰などの課題を乗り越える力として、「可能性」と「情熱」の2つのキーワードをあげ、「自分自身の可能性を信じ情熱をもって挑戦をシンカさせて欲しい」職員に訓示しました。

内堀知事「福島の定義を被災の地から希望の地、さらには復興の地へと変えていくため、今年も挑戦を続けて参りましょう」

このあと、内堀知事は年頭の記者会見で、今年春ごろをめどとする処理水の海洋放出の計画について、「国民の理解を深めるためあらゆる風評被害対策に取り組むよう国に強く求める」と話しました。