アメリカのトランプ大統領がイスラエルに対し、レバノンへの攻撃を縮小するよう要請したと、アメリカメディアが報じました。
アメリカとイランの停戦合意が発表されたあとも、イスラエル軍は8日、レバノンの首都・ベイルートなどに10分間で100か所を超えるヒズボラの拠点を攻撃したと発表、戦闘が続いていました。
こうしたなか、アメリカのNBCテレビは9日、政府関係者の話として、トランプ大統領が8日、イスラエルのネタニヤフ首相にレバノンへの攻撃を縮小するよう電話で要請したと報じました。
ネタニヤフ氏はトランプ大統領に対し、「協力的なパートナー」となることを約束したということです。
また、ネタニヤフ氏は9日、イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」への対応をめぐり、レバノン政府との直接交渉を早期に始めるよう指示したと明らかにしました。交渉では、ヒズボラの武装解除などについて話し合うとしています。
アメリカメディアは、最初の交渉が来週にもアメリカで開催される見通しだと報じています。
一方、イランのペゼシュキアン大統領は9日、イスラエルがレバノンへの攻撃を継続していることについて、「停戦合意を露骨に違反するものだ。このような行為は欺まんと不履行の意思表示であり、交渉を無意味なものにする」と批判しました。
また、ガリバフ国会議長もイラン側が提示した「10項目の提案」を明確に違反しているとして、「停戦違反には明確な代償と強力な対応が伴う」と警告しています。
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