高知県の浦ノ内湾で3月9日に養殖魚が大量死しているのが見つかりました。その後も魚が大量に死んでいるのが見つかり、これまでの被害額は1億円を超え、漁業に深刻な影響が出ています。1か月経った現在は「小康状態」で、原因については新たに見えてきたこともありますが、未だ核心的な究明には至っていません。
「広範囲で魚が死んでいる…」漁業者から連絡
3月9日、須崎市の浦ノ内湾沿いにある高知県水産試験場に、同じ浦ノ内湾で養殖をしている業者から「広範囲で魚が死んでいる」と連絡がありました。連絡を受け、職員が湾内にある水産試験場のいけすに向かったところ、こちらでも養殖魚が死んでいるのが確認されました。

▼高知県水産試験場 梶達也 技術次長
「魚が死んで沈んでいたのを発見した。時期的に『へい死』が生じるタイミングとしては珍しいので、驚いた」
※へい死(斃死)とは
生物が行き倒れて死ぬこと。魚の場合は海や川などで「酸素が欠乏している」「化学物質が流出した」「傷を負ったり病気になったりした」ことで死ぬことがあるが、これらの要因が複合的に作用している場合もある。














