イランの外相はアメリカの特使から直接メッセージを受け取ったことを明らかにした一方、アメリカとの協議については「何も決まっていない」と強調しました。

イランのアラグチ外相は先月31日、中東アルジャジーラのインタビューに応じ、アメリカのウィットコフ特使から直接メッセージを受け取っていると明らかにしました。

一方、「これは交渉を意味するものではない」と述べ、アメリカとの協議については「何も決まっていない」と強調しました。

また、戦闘終結に向けてアメリカ側が提示した15項目の提案については、「まだ回答しておらず、こちらからも条件は提示していない」と述べました。

そのうえで、アラグチ氏は、イランは停戦を受け入れず、「地域全体での攻撃の完全停止」が必要だと改めて強調。アメリカによる地上侵攻の可能性については、「完全に準備ができている」と述べ、徹底抗戦の姿勢を示しました。

こうしたなか、イランのペゼシュキアン大統領は先月31日、EU=ヨーロッパ連合のコスタ大統領と電話会談したとイランメディアが報じました。

ペゼシュキアン氏は会談で、「我々はこの戦争を終結させるために必要な意思がある」と強調。

一方で、「侵略の再発を防ぐために必要な保証など、不可欠な条件が満たされることが前提となる」などと、改めてイラン側の立場を伝えたということです。