アメリカのトランプ大統領が進めているホワイトハウスの「ボールルーム」=舞踏室の建設工事について、連邦議会の承認が必要だとして、ワシントンの連邦地裁が工事の停止を命じました。

ワシントンの連邦地裁は先月31日、トランプ大統領がホワイトハウスの東棟「イースト・ウイング」を解体し、大規模な「ボールルーム」=舞踏室を建設していることをめぐり、「連邦議会の承認が必要となる」などとして、建設工事の中止を命じました。

歴史的建造物や史跡の保存に取り組む団体が建設工事の差し止めを求めていたもので、連邦地裁はホワイトハウスの安全と警備を確保するための工事は認められるとしています。

命令の執行は14日間猶予されていて、AP通信は政権側が控訴する可能性が高いと伝えています。

建設工事をめぐっては、「イースト・ウイング」の大半が解体されたことや、トランプ大統領が当初の「現存する建物に手を加えない」との説明を一転させたことなどから歴史学者らから批判の声が出ていました。