労働組合の地域組織・連合石川が、賃上げをめぐる2026年の春闘の中間結果をまとめ、平均の妥結額は1万5,588円と過去最高を更新した一方、賃上げ率は縮小傾向です。

連合石川が30日発表した春闘の中間結果では、要求を出した152の労働組合のうち51の組合が会社側と妥結しています。

その結果、ベースアップと定期昇給を合わせた賃上げの平均の妥結額は、2025年の同じ時期を97円上回る月額1万5,588円となり、統計が残る2005年以降では過去最高となりました。

一方、賃上げ率は2025年を0.26ポイント下回り、過去2番目の4.74パーセントでした。

これについて連合石川は、近年の春闘で賃上げが続いたことや、中東情勢の悪化で先行きが不透明となり、経営者側が賃上げに難色を示していることが考えられるとしています。

◇連合石川・小水康史会長…「運転業種。バスや運輸業はダイレクトに直撃してきているとは聞いている。その点は注視しながら見守っていく必要がある」

基本給を底上げするベースアップについては、金額、賃上げ率ともに2025年の同じ時期を上回っていて、連合石川は賃上げの流れは定着してきているとしています。