日本サッカー協会(JFA)は28日、都内のホテルで日本代表監督の就任会見を行い、森保一監督(54)の続投が正式に決まったことを発表した。

会見冒頭でJFAの田嶋幸三会長は「11時からの臨時の理事会で全会一致で正式決定しました。ベスト8の景色をみるには森保監督しかいない。契約期間は次のW杯まで」と明かした。

就任会見に出席した森保監督は「これまで応援してくださった皆様に感謝したい。一戦一戦結果に覚悟を持って挑戦していきたい。我々の活動は多くの皆様に支えられていると感謝の気持ちを持ち、職責を全うしたい。これまでの日本サッカーの歴史の積み上げを生かしつつ、これからつぎのW杯に向けても積み上げをするために挑戦をし続け、日本の選手の価値、日本サッカーの価値、スポーツの価値を高めていきたい。日本に不可能はないと思って挑戦したい」と意気込みを語った。

さらに続投を決めた理由について「カタールW杯では悔しい思いをした。最高に幸せな仕事であるということで、日本人である喜びと誇りをもって世界に挑める素晴らしい職業であるということです」と明かした。

森保監督はFIFAワールドカップ・カタール大会で日本代表を2大会連続の決勝トーナメント進出に導き、グループリーグでは優勝経験国の強豪ドイツ、スペインに歴史的勝利を飾り、予選首位通過の快挙を成し遂げ日本中を熱狂に包んだ。

決勝トーナメントではクロアチアに延長戦の末、PKで敗れてしまったが、森保監督は試合後に「ベスト16の壁は今回も破れませんでしたが、選手たちは新時代を見せてくれた。これから先、日本のサッカーが最高の景色を願い続ければ必ずこの壁は乗り越えられると強く思います」と次のW杯に向け言葉を残していた。

18年のW杯ロシア大会から指揮を執った森保監督は、歴代の日本代表の監督としてW杯を指揮した後の続投は初となる。

■W杯日本初出場以降の歴代監督【※W杯での指揮】

岡田武史:97年~98年【フランスW杯 98年】

フィリップ・トルシエ:98年~02年【日韓W杯 02年】

ジーコ:02年~06年【ドイツW杯 06年】

イビチャ・オシム:06年~07年

岡田武史:07年~10年【南アフリカW杯 10年】

アルベルト・ザッケローニ:10年~14年【ブラジルW杯 14年】

ハビエル・アギーレ:14年~15年

バヒド・ハリルホジッチ:15年~18年

西野朗:18年【ロシアW杯 18年】

森保一:18年~現在【カタールW杯 22年】