3月の東京23区の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合が前の年の同じ月より速報値で1.7%上昇しました。国による電気・ガスの補助金などの影響で2か月連続で2%を下回りました。

東京23区の消費者物価指数は、3月中旬時点で変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が111.0となり、去年の同じ月と比べて1.7%上昇しました。▼コメ類が8.3%上昇したほか、▼コーヒー豆が62.4%、▼チョコレートが28.9%など食料の上昇が大きく寄与しました。

また、携帯通信料が11.1%上昇したほか、インバウンド需要の高まりを受けて宿泊料も5.0%上がりました。賃貸住宅の家賃を示す民営家賃は2.0%上昇しています。

一方で、国による電気・ガスの補助金の影響で▼電気代は8.2%、▼都市ガス代は9.6%減少したほか、ガソリンの暫定税率廃止に伴って▼ガソリンは1.0%減少しています。

ただしガソリンは、中東情勢の緊迫化によって原油価格が上昇したことで、前の月と比べると16.0%上昇しました。

また、東京都では所得や年齢にかかわらず全ての子どもの認可保育所などの保育料が無償化されたことで、保育所保育料が60.4%と大きく減少しています。