政府はきょう、クマ対策の関係閣僚会議を開き、地域ごとのクマの捕獲目標などを盛り込んだ工程表をとりまとめました。

今年度クマの被害で亡くなった人が統計開始以降、過去最多の13人に上るなか、政府はきょう、2030年度までのクマ被害対策の工程表を取りまとめました。

工程表によりますと、地域ごとの捕獲目標数などが盛り込まれ、被害が多い東北では来年度の暫定的な捕獲目標として、クマの推定個体数のおよそ20%にあたる3800頭を掲げました。

このペースで捕獲を続けた場合、2030年度にはクマの頭数は東北などで現在のおよそ65%に減る見込みだということです。

環境省は「被害が減っていくかどうかを見ながら、適正な捕獲数を設定していく」としています。

また、工程表には、2030年度までにクマの捕獲作業にあたる自治体の職員数を、現在のおよそ3倍にあたる2500人に増員することも盛り込まれました。

政府は、今後も関係閣僚会議や関係省庁会議を毎年開いて、進捗を確認していくとしています。