3年前、札幌で女性への傷害容疑で男性が緊急逮捕された事件をめぐり、道警の捜査は違法だったとして道に賠償を求めた裁判で、札幌地裁は訴えを棄却しました。

この裁判は2023年3月、札幌のマンションで女性への傷害容疑で緊急逮捕された20代の男性と、この部屋に住む30代の女性が道警の捜査は違法だったとして、道に合わせて約1430万円の損害賠償を求めていたものです。

警察官が部屋に突入する瞬間(視聴者撮影)

男性はその後、不起訴となっていました。

原告側は、警察官が承諾なく部屋に入ったことや男性への違法な逮捕により、精神的苦痛を受けたなどと訴えていました。

27日の法廷(札幌地裁)

札幌地裁は27日、「可及的速やかに身柄を確保する必要があるとの判断は相当だ」などと指摘し、2人の訴えをいずれも棄却しました。

北海道警察本部

道警の監察官室は「当方の主張が認められたものと考えております」とコメントしています。