24日に環境省と面会した中原市長は「環境省は新潟水俣病の問題を真剣に考えているのか、私は軽く見ているのではないかと思わざるを得ないんですが、どうでしょうか」と迫り、「認定基準に曖昧な点があるため、判断に食い違いが生じているのではないか」として認定基準の見直しを求めました。

ただ、環境省は25日、「基準の見直しの検討は受け入れられない」と回答したそうです。そのため、県とも協議を行い控訴することを決めました。
【新潟市 中原八一市長】
「本市がこの判決を受け入れた場合、新たな認定基準が示されない限り、これ以降の認定審査の継続が困難となり、新たに認定を求める被害者を救済することができなくなるという事態が生じかねないという考えに至りました」
一方、花角知事はコメントの中で「このまま確定すると、今後の認定業務の統一的な運用に与える影響が極めて大きく、制度のあり方そのものに関わるとの強い懸念が環境省から示された」と明かしました。

県と新潟市の控訴について原告の1人は「裁判は日にちがかかり、8人のうち、すでに2人が亡くなりました。早く被害を認め解決してほしい」とコメント。
別の原告は「控訴すると聞いてショックです。患者のことは置き去りにして自分たちを守るために行政を行っているようです」とコメントしています。















