入所者が暮らすエリアでは最も古い木造建造物「旧患者売店」

同じく創立当初に建てられた旧患者売店です。入所者が暮らすエリアでは最も古い木造建造物で、現在は世界遺産登録を目指すNPO法人の事務所として活用されています。さらに長島を一望する高台に設置された「恵の鐘(めぐみのかね)」も登録されることとなりました。入所者と職員がともに石材を運んだと伝わる園の記念碑的な施設です。

(長島愛生園 歴史館学芸員 田村朋久さん)
「この鐘は朝晩6時に入所者が順番に鳴らしていた鐘です。景色がとてもきれいなので、海を見て心を休めた。そんな場所だったと思います」
国の登録有形文化財は、世界遺産登録に向けたロードマップの中に位置づけられていて、今回で長島愛生園の登録有形文化財は8件となります。
(長島愛生園 歴史館学芸員 田村朋久さん)
「療養所の人たちはどんどん高齢になっていて、近い将来歴史を語り継ぐことが本人の口からは難しくなってくると思います。そういった中で、建物や周囲の景観が歴史を紡いでいく上でとても重要な意味を帯びてくる」














