埼玉県狭山市で飲酒運転で男性をはねて死なせた上、現場から逃げたとして男が過失運転致死などの罪で起訴された事件で、男性の遺族が、より刑の重い危険運転致死での起訴を求めて検察に署名を提出しました。

去年12月、埼玉県狭山市の国道で、会社員の森口和樹さん(25)が青信号で横断歩道を渡っていたところ、赤信号を無視して時速およそ120キロで走ってきた乗用車に跳ねられました。

和樹さんは病院で死亡しました。

母・美智代さん
「私はもう何回も和樹の目をあかんべーするみたいに、何回も目を開けて、私の顔を見てほしい。何回もかーちゃんだよって言ったけど、もう本当に反応しなかった」

乗用車は逃走しましたが、2時間半後に発見され、警察は運転していた塗装工・阪元昊容疑者(20)を酒気帯び運転の疑いで逮捕、その後、ひき逃げや危険運転致死の疑いで再逮捕しました。

ところがその後、さいたま地検・川越支部は危険運転致死より刑の軽い過失運転致死などの罪で起訴。遺族は危険運転致死での起訴を求めて4万7000筆余りの署名を集め、きょう提出しました。

母・美智代さん
「きちんと向き合ってくれることを願っています。ちゃんと対応していただけることを信じてます」

遺族側は「検察には適正な判断を下してもらいたい」としています。