2024年の能登半島地震で海底が隆起するなど大きな被害を受けた、石川・輪島港の一部の区画で係留施設の復旧工事が完了しました。

本格復旧工事の完了は今回が初めてとなります。

今回、復旧工事を終えたのは、石川県輪島市の輪島港の東側に位置する、海士地区の係留施設です。

漁船の停泊や舳倉島を結ぶフェリー乗り場として使用されていましたが、地震による海底の隆起で高低差が発生し、船の接岸が出来なくなっていました。

長さ150mの新しい係留施設は、既存のものから6m海側に増設され、船の乗り降りをはじめ、漁船の水揚げ作業が可能となります。

◇石川県漁協輪島支所・上浜敏彦統括参事…「今年から、巻き網漁も始まるので、定置や巻き網の水揚げの場所としても使用できる。4月からの水揚げの向上にもつながると思うので、大変ありがたい」

◇石川県奥能登土木総合事務所・納橋豊暢所長…「輪島港は外浦の漁業基地としてとても重要な港です。輪島港を中心とした漁業、生業の再建に向けて、今後とも取り組んでいきたいと考えている」

石川県では、輪島港の主要な係留施設の2026年度末までの復旧工事完了を目指しています。