新型コロナウイルスの感染拡大で中断していた仙台空港ターミナルビルの改修工事を、運営会社が今月から再開させました。商業エリアなどが拡大され、2029年に工事完了を見込んでいます。

これは仙台空港の運営会社の仙台国際空港が記者会見し明らかにしたものです。改修工事は今月から再開していて主にターミナルビルの2階と3階が対象となります。

保安検査場の改修では国内線と国際線の検査場を集約し、拡張させることで待ち時間の短縮を図ります。

また、物販や飲食などの商業エリアは現在の1.5倍のおよそ2600平方メートルに拡大し、店舗数も18店舗から26店舗程度に増やします。

搭乗者だけでなく空港を訪れることを目的とした人の滞在の充実を目指します。

仙台国際空港前田基社長「ぜひ期待してもらい、工事期間中も部分開業するのでタイミングで変わっていく空港の姿もみてもらえれば」

ターミナルビルの改修は2020年に一度着手されましたが、コロナ禍により中断していていました。

コロナ禍で落ち込んだ仙台空港の旅客数は国内線、国際線とも回復傾向で、昨年度は国際線が過去最高となったことから国内線も含めた合計も377万人余りで過去最高となりました。

今後も増加が見込まれることからリニューアルが再開されました。総事業費は当初見込みのおよそ50億円から物価や人件費の高騰によりおよそ98億円に増えました。

来年3月から商業エリアを順次オープンしていく予定で、すべての工事の完了は2029年3月を見込んでいます。