いま、歯科クリニックなどで起きている問題が「麻酔薬の不足」。虫歯の治療や親知らずを抜くときに麻酔薬は欠かせませんが、現状はどうなっているのでしょうか。
ほとんどの歯科で使用されている麻酔薬 なぜ不足?
山形純菜キャスター:
歯医者で使用される麻酔薬が不足しているということです。

不足している麻酔薬は、ジーシー昭和薬品の「オーラ注」という製品です。抜歯など、痛みを伴う治療に使われる歯科用局所麻酔薬です。
かなりシェア率が高いということで、ドルミーレデンタルオフィスの鹿乃さやか院長によると、「ほとんどの歯科で使用されている」といいます。
では、なぜ「オーラ注」は不足しているのでしょうか。
製造元によると、2025年に製造プログラムに不具合が生じ、出荷を制限しました。現在は通常通り出荷を再開しましたが、供給が追いついていない状況です。
もう一つの要因として、医療ジャーナリストの吉澤恵理さんは「『多めに在庫を確保しておこう』という医療機関の動きが不足感を強めた可能性もある」といいます。
「オーラ注」は後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品です。
今回の麻酔薬供給不足の背景には、ジェネリック医薬品の構造上の課題もあるようです。














