政府内からは「大成功だった」との声もあがっている日米首脳会談から帰国した高市総理ですが、国内では総理がこだわってきた予算案の審議に暗雲が漂っています。
きょう、日米首脳会談後、初めての国会答弁に臨んだ高市総理。
高市総理
「事態の早期鎮静化に向けて今後も国際社会と連携しながら、必要なあらゆる外交努力を行ってまいります」
一連の日程を通じて強固な同盟関係を確認し、政府内からは「大成功」との評価も聞かれる今回のアメリカ訪問。ただ、国内では高市総理が強くこだわってきた「あること」の実現が厳しさを増しています。
高市総理(衆院予算委 12日)
「令和8年度予算につきまして年度内に成立させていただけますように、私どもも国会での審議に誠実に対応しております」
新年度予算案の年度内成立です。現在、審議がおこなわれている参議院では与党のほうが少数の状況であることから、充実した審議を求める野党側は与党にこう迫っていました。
立憲民主党 斎藤嘉隆 国対委員長
「魔法の杖でもない限り、年度内に予算を成立させるという非常に無謀な考え方は諦めていただいた方が良いのではないか」
政府・与党に対し、予算案が成立するまでの“つなぎ”である暫定予算案を編成するか方向性を示すよう求めていたのです。
そして、きょう。自民党の参院幹部が参議院での審議の状況について木原官房長官に報告に訪れました。報告を受けた木原官房長官は…
木原稔 官房長官
「不測の事態に備えて、暫定予算を編成する方向で検討したい」
暫定予算案を編成する方向で検討に入ったと明らかにしました。自民党内からは…
自民党関係者
「そもそも年度内成立を急ぐ必要がない。野党に配慮しておかないと、これからの法案審議が大変になる」
事前に予想出来たことであり、なぜ衆議院での審議を急いだのかと政府の対応を疑問視する声もあがっています。
また、参議院では週刊誌で不倫疑惑が報じられた松本文科大臣が国会答弁などで説明責任を果たしていないとして、野党側が反発。法案審議に影響が出かねない事態となっています。
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