五島特産のつばきの実を使ったクラフトジンの蒸溜所がこのほど五島市にオープンし、ジン100本が初出荷されました。

五島市戸岐町の半泊地区にオープンしたクラフトジンを製造する「五島つばき蒸溜所」手掛けたのは東京の大手ビールメーカーを退職して移住した門田さんら3人です。3人は去年4月に五島を訪れてその風景にほれ込み蒸溜所を構えることを決意。裏山の湧き水につばきの実や五島茶など島の植物で風味付けしてジンを作りました。

完成したジンは「GOTOGIN(ゴトジン)」と名づけられ、半泊の海をイメージした青いボトルに入れられています。この日は100本のジンが島内の酒店やクラウドファンディングの返礼品として初出荷されました。

五島つばき蒸溜所門田クニヒコ代表「五島の風景をジンで表現していきたいですし、そのジンを飲んで頂いたお客さんがぜひ五島、そしてこの半泊に来ていただけたら嬉しいです」

五島つばき蒸溜所では月2000本のジンを製造販売していくということです。