石川県白山市の山間部で発生した地滑りにより、ふもとにある高齢者施設では、入所者の一時避難が続いています。

20日、家族に向けた説明会が開かれ、施設側は長期化を見据え、一旦、退去の手続きを行う方針を伝えました。
石川県白山市河合町では3月10日、大規模な地滑りが発生しました。
被害が拡大するおそれがあり、白山市は一部のエリアに避難指示を出し、住民や高齢者施設の入所者が現在も別の施設などで生活しています。

20日の説明会では、施設を運営する鳥越福祉会の玄田昇平理事長が入所者の家族に対し、施設に戻れる見通しが立っていないため、一旦、退去手続きを行う方針を説明しました。
入所する43人の家族は、退去に理解を示したということです。
◇鳥越福祉会・玄田昇平理事長…「今の施設と避難先の施設で二重払いになるので、やむなく出していただく。(石川県には)一日も早く使える状況か、結論をほしい」
◇入所者の家族…「デイサービスなどを利用してケアハウスが復活するのを待とうかな」
◇入所者の家族…「再開して戻りたい人は必ず入所させますという話。ここよりも違う施設がいいと思っていたので、戻らないかも。危ないし」
石川県によりますと、大型の土のうを設置する工事は完了しましたが、現在も1日に最大で3.7ミリのペースで地滑りが続いていて、原因究明に向けた調査の見通しは立っていません。














