水谷八重子さん、波乃久里子さん、藤山扇治郎さん、渋谷天外さん、三田村邦彦さん、久本雅美さん、高島礼子さん、そして『明日の幸福』演出担当の石井ふく子さん、『お種と仙太郎』演出の齋藤雅文さんが、「新派・松竹新喜劇 合同喜劇公演」記者会見に登壇しました。


「新派・松竹新喜劇 合同喜劇公演」記者会見



松竹では5月9日(土)~19日(火)に新橋演舞場にて松竹新喜劇から『お種と仙太郎』、新派から『明日の幸福』の劇団の枠を超えた豪華2本立てで上演。7年ぶりの夢の競演となります。

ホームドラマの金字塔ともいえる新派の名作『明日の幸福』は今年、御年100歳を迎える〝ホームドラマの名手〟石井ふく子さんが演出を手掛ける記念すべき舞台となります。


石井ふく子さん



石井さんは〝私ちょっと、そそっかしくて足を怪我して杖を突いていますが、別に頭の方は大丈夫ですので、皆さんとお会いできてとっても嬉しいです〟とおちゃめに挨拶して会場を和ませていました。

水谷さんは〝いいもの、楽しいもの、良かったなと言ってもらえるものを見せなくちゃいけないと今、改めて思っています〟と意気込みを語り、〝新派としては、やはり「新喜劇と対等に張り合っていける劇団でなければいけない」という責任も感じています。ねっ〟と、隣の波乃さんに同意を求めると、波乃さんは「感じてないよぉ」と、あっけらかんと返し、水谷さんは〝まっ、相棒がこれですから〟と苦笑いをこぼしていました。


水谷八重子さん



波乃さんは〝きょう何しろうれしかったのは石井のお姉さまが100歳でらっしゃいます。私は8月に体を悪くして入退院を繰り返し、7か月ぶりの芝居なので新鮮に出来ると思います。新人になったつもりでやらせてもらいます〟と語って笑わせました。

そんな波乃さんに三田村さんは〝久里子さん、先生はまだ99歳。9月1日が誕生日なので、今年100歳になるんです〟と厳密に指摘し、以前、石井さんから年齢に関して訂正されたことがあると明かしました。


波乃久里子さん



改めて三田村さんは〝こうやってお顔を拝見すると介護保険料を払っている方が、まぁ多い事。高島さんと藤山さん以外は皆さんお支払いして、こうやってまだ働いている。自分の好きな仕事をこの年代までやれることは幸せだと噛みしめています〟と挨拶しました。


三田村邦彦さん



そして、芝居面で心配があったという三田村さんは〝資料を見たら(渋谷)天外さんが僕より2つ下だった。それで(僕の)お父さん役で、私が息子。大丈夫かな?と思って、きょうお会いしましたけど「あぁ、大丈夫だ」と思いました〟と、渋谷さんをイジって笑わせました。

両舞台に立つ、久本さんは〝演じていく中で、まぁお客様が私と高島礼子を間違えないように頑張っていきたいと思います〟と意気込みを語っていました。


高島礼子さん



一方の高島さんは大御所俳優たちに囲まれながら〝本当にこんな緊張すべき記者会見の場で、すでに喜劇が始まっているという中、話をさせていただくのは緊張極まりない〟と共演者とは対照的な語り口で笑いを誘っていました。

最後に石井さんは〝テレビは68年、舞台は58年〟と長きにわたり関わってきたことを語り、〝年の事は言いたくないけど、まだ100歳にはなっていないんです。9月1日にならないと100歳にならないので、その前に皆さんのお力をいただいて「心のあるお芝居」を見せていただきたいと思い、私も一生懸命やりたいと思っています〟と改めて元気に意気込みました。


石井ふく子さん



【担当:芸能情報ステーション】