燃料費の急激な高騰で物流業界からも悲鳴が上がっています。
都城市の運送会社では、コストの増加に加え、今後、物流を守っていくことができるのか大きな懸念を抱えています。
都城市にあるこちらの運送会社では、南九州の食品を全国各地に配送しています。今、燃料費は、2月の平均のおよそ1.3倍に膨れ上がっていて、月末には1.5倍まで上昇する見込みです。
(マキタ運輸 牧田信良社長)「とにかく急激な値上がり、予期せぬ値上がりが、われわれに襲いかかってるというか。そういう感じです」
会社が1カ月に使う軽油の量はおよそ300キロリットル。
価格が1円上がると、1か月あたりのコストは30万円も跳ね上がります。
原油価格高騰の影響はほかにも…
(マキタ運輸 牧田信良社長)「これが、20%ほどの値上げを言ってきている」
荷崩れを防ぐためのフィルムも大量に使用するため支出がかさむといいます。
今後はタイヤ代やトラックを運ぶフェリー代の増加も見込まれ、牧田社長は支出が増え続けると話します。
(マキタ運輸 牧田信良社長)「とにかく私どもだけで吸収できる燃油高騰じゃないですから、やっぱりこれを皆さんに少しずつ皆で、最終的には末端消費者が負担するというようなことになるんじゃないですかね」
そして、牧田社長が最もおそれているのが…
(マキタ運輸 牧田信良社長)「(燃料の)供給がなくなるとトラックが全部止まる。物流が3日滞ると、もう全部が止まってしまうので、国自体ももたないと思います」
燃油高の中、物流を守っていこうと、現場の模索が続いています。
マキタ運輸では経費削減策として、燃費を向上させるエコドライブの徹底や、フィルムのリサイクルなどできる限りの工夫を続けているということです。
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