2022年5月に任期を迎える静岡県の難波喬司副知事(65)について、県は再任しない方針を固めたことが分かりました。出野勉副知事らが4月19日、静岡県議会の主要会派の幹部らに方針を伝えたということです。

関係者によりますと、方針を説明した際に、難波副知事には、何らかの形で県政に関わってもらうよう、模索しているとの考えを伝えたとのことです。

難波副知事は今後、陣頭指揮を執ってきたリニア中央新幹線の県内区間工事に関する対応や熱海の土石流災害に関する問題などを、任期付きで担当していくとみられます。

難波副知事は5月20日に行われる県議会の臨時会で、退任の挨拶をする方向で調整を進めているということです。