広島市は、原爆慰霊碑に納める「死没者名簿」の記帳者を初めて公募し、15歳から70歳までの14人を選出しました。

原爆死没者名簿は、これまでに亡くなったおよそ35万人の被爆者の名前や年齢が記されています。

名簿の記帳は記録が残る60年近く、被爆者が担当してきました。しかし被爆者が高齢化する中、今後は記帳者の確保が難しくなるとして初めて、新年度から公募で選ぶことを決めました。

公募には15歳から88歳までの186人が応じ、書類選考や毛筆の実技、面接を実施して、広島市に住む人を中心に14人が選ばれました。最年少は中学3年の福地芽依さん(15)です。

去年、記帳を担当した被爆者の中本信子さんたち2人は、引き続き、指導的な立場として記帳に関わるということです。選ばれた14人は研修を経て、6月から記帳を始めることになります。