土地取引の目安となる「公示地価」が先ほど発表されました。北海道内で目立ったのが千歳市の動きです。ラピダスや関連企業の進出で勢いが止まりません。

17日発表されたことし1月時点の公示地価。札幌は住宅地・商業地ともに13年連続の上昇。

道内全体でも平均1.3%と10年連続の上昇となりました。
中でも際立ったのが・・・

三國谷浩司記者
「今回の公示地価で、全国で最も高い上昇率となったのがこちらの地点です」

JR千歳駅からおよそ300メートルのこちらの一角。

去年に比べ伸び率なんと44.1%、ここが商業地の上昇率全国1位の地点です。

2年連続で上昇率40%以上となったこの場所の地価は、2023年から3年でおよそ2.7倍に急騰。

千歳駅周辺ではホテルやマンションなどの建設ラッシュが起きているほか、住宅地も上昇率道内トップテンのうち5つが千歳です。

千歳市民
「これからちょこちょこ大きな店ができるので楽しみですけど」

「必要とされるところに人は流れるからね‥集まりますよ。自然の流れ」

要因は、やはりラピダス。
関連企業の進出も相次ぎ価格上昇が止まりません。
ただ、急激な変化は地域にひずみも生みつつあります。

千歳市民
「(家賃は)3年くらい前は4万円台があったけど、いまは7万円以上になりました。駐車場も3000円~4000円くらいだけど、7000円を超えて8000円くらい。あまりにも家賃が高すぎる」

ジョイトーク 梶田多恵子代表
「駅チカ物件は特に家賃がドンとあがった。これだけ多くのプロジェクトが来ると、何らかの摩擦はあると思うので、行政の方もそれに対してキチっと現実を把握してくれていますから、少しずつ対策していけると思う」

課題を解決しながらどうマチを発展させるか、地価の動きが地域の実情も映し出しています。

一方、地方では下落が続く地域もあります。十勝の本別町では、住宅地が6.3%下落し、全国で最も大きい下げ幅となりました。
背景にあるのは、人口減少と高齢化です。買い手の減少により、住宅地の需要は弱く、地価の下落が続いています。
北海道不動産鑑定士協会の横山幹人理事は、「人口が減少していると、地域の活力がどうしても生まれませんし、人口構成比も、高齢化がどんどん進んでいって、街の勢いがなくなってゆきます」としています。














