南鳥島「最終処分地」に適している?“核のごみ”調査申し入れ

東海大学・海洋研究所の平朝彦所長。20年以上前から、南鳥島が最適だと主張してきました。

東海大学 海洋研究所 平朝彦所長
「日本にとってはまさに唯一の安定した場所」

南鳥島は1億5000万年が経った、地球上でもっとも古い太平洋プレートの上にあり、「核のごみ」が安全な放射線量になるまでの10万年間、地震や火山活動の影響はほぼ受けないといいます。

さらに…

東海大学 海洋研究所 平所長
「ここの地層は玄武岩で、海底から吹き出してきた溶岩から成り立っています。その上にサンゴ礁から作った石灰岩という石が乗っかっている。割と水が通りやすい状態で放射性廃棄物を冷やしたり、非常に良い特性があると思っています」

一方、この地層こそが最終処分地として不安定な要素になり得ると言う専門家もいます。元新潟大学名誉教授の赤井純治氏は…

地質学に詳しい 元新潟大学名誉教授 赤井純治氏
「(南鳥島は)火山で岩質が非常にもろい。山体崩壊もあり得る。そういう所に数百メートルの大きな空間を作るのは論外ではないかと。もし(放射性廃棄物が)漏れたら、太平洋全体に放射能汚染が広がることになる」

小笠原村が合意すれば、国は「文献調査」に乗り出すことになります。