仙台市の2024年度のいじめ防止対策を検証してきた有識者会議が検証結果をまとめ、市に報告書を提出しました。報告書ではいじめの早期発見に繋げられるよう、子どもからのSOSに周りの大人がいち早く気づく必要があると指摘しました。
16日は仙台市のいじめ防止対策検証会議の氏家靖浩会長が郡市長に報告書を手渡しました。報告書によりますと、仙台市では2024年度のいじめ認知件数が8882件で、前の年度と比べ2861件減少しました。また、一部の中学校では生徒と教員が意見交換する「やり取り帳」を用いることで信頼関係が高まり、子どもの変化を早期に察知できていると成果が報告されました。
一方で、学校側が全てを把握するのは困難だとして家庭や学習塾、スポーツ団体の指導者など地域全体で子どもを見守り、周りの大人がSOSに気づくことが大切だと指摘しています。
仙台市いじめ防止等対策検証会議・氏家靖浩会長:
「いじめの問題は子ども問題と矮小化しないで仙台市に住む全ての人間、特にいじめと一見関係のないような市民全般のメンタルヘルスの向上が大きなカギになる」
郡市長は、「子どもたちの成長を見守る気持ちを醸成することが必要」としたうえ、制度や人員の拡充を図りいじめ防止に対応していきたいと述べました。














