市議会議員が自宅敷地に隣接する市の土地を駐車場として貸し出して得ていた利益を返還するよう静岡県沼津市が訴えていた裁判は、3月13日、静岡地裁沼津支部で和解が成立しました。

沼津市が訴えていたのは、山下富美子 沼津市議です。

訴えによりますと、沼津市は山下市議が自宅敷地に隣接する市有地を有料駐車場として貸し出していたとして、不当に得た10年間の利益約200万円の返還などを求めていました。

3月13日に静岡地裁沼津支部で開かれた5回目の和解協議で、
▼土地の所有権は沼津市にあると認め、
▼市議が「解決金」として市に71万円を支払い、
▼この土地をおよそ182万円で市議に売却するなどの和解条項案に双方が合意し、和解が成立しました。

沼津市は会見を開き、市の主張が認められた内容と評価し、訴訟を継続するよりも費用を削減できるなどと和解理由を説明しました。

一方、訴えられていた山下市議も会見を開き、「不当利得という汚名ではなく、理想の範囲でこの戦いに終止符を打てたことを誇りに思います」と『勝利的な和解』だとしました。