青森県内の多くの中学校で12日、卒業式が行われ、2025年の青森県東方沖地震で被害をうけた八戸市の中学校では、生徒たちが思い出の詰まった学び舎で無事、旅立ちの日を迎えました。

八戸市の長者中学校で行われた卒業式では、3年生86人に卒業証書が手渡されました。

2025年12月の地震で、体育館の窓ガラスが割れるなどの被害を受け、校舎での卒業式開催が一時は危ぶまれましたが、震災が発生した年に生まれ、2025年の地震を経験した卒業生たちは、思い出の詰まった学び舎で晴れの日を迎えました。

卒業生代表 横内健成さん
「東日本大震災の年に生まれた私たち卒業生。私たちの何気ない日常があることは、決して当たり前のことではありません。この奇跡の命と、様々な人の支えがあることへの感謝を私たちは決して忘れてはいけません」

仲間や学び舎との別れを惜しむ最後のひととき。

卒業生は
「卒業式もそうだし、『受験できるのか?』みたいなのもあったし、いろいろ問題が起きるなかで不安でした」

卒業生は
「最高です。無事にきょう式を迎えられて、みんな笑顔で卒業することができてよかったです」

卒業生は、震災の教訓と支えてくれた人への感謝を胸に学び舎を巣立ちました。