福島第一原発の処理水の海洋放出で「風評被害が生じた場合の賠償基準」について、福島県の内堀知事は、26日の会見で「それぞれの地域、事業者の実情に応じた賠償にしっかり取り組んでほしい」と話しました。
23日、国と東京電力は、原発処理水の海洋放出に伴って風評被害が発生した場合の賠償基準を示しました。
これに対し、内堀知事は26日の会見で「一定の骨格としては示されている」と評価する一方、「個別の事情に応じて、誠意をもってきめ細かく対応していくことが重要」だと話し、国と東京電力に対し、それぞれの地域や事業者の実情に応じた賠償に取り組むよう強く求めました。
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