新型コロナの影響で運行が止まっていた中国と北朝鮮を結ぶ国際列車が6年ぶりに再開します。今後、中国と北朝鮮との間の往来がさらに増えるのか注目されます。
中国国営の鉄道会社は12日から北京と平壌を結ぶ国際列車の運行を再開すると発表しました。
北朝鮮は2020年、新型コロナの流入を防ぐため、中国との国境を封鎖。その後、貨物列車の往来は再開しましたが、国際列車の運行は止まったままで、今回6年ぶりの再開となります。
列車は月・水・木・土曜日と週4日運行され、北京から平壌までの一等寝台列車の運賃は1476元=日本円でおよそ3万3650円だということです。
中国外務省の郭嘉昆報道官は10日の会見で、「中国と北朝鮮は友好的な隣国であり、旅客列車の日常的な運行を維持することは、双方の人の往来の利便性を促進する上で重要な意義がある」と述べました。
一方、現在、北朝鮮はロシア人観光客しか受け入れておらず、当面この列車を利用できるのは外交関係者やビジネス客のみになる見通しです。
ただ、北朝鮮の金正恩総書記は、先月開かれた朝鮮労働党の党大会で「観光業を、経済成長を促す新しい産業にする」との方針を打ち出していて、国際列車の再開で今後、観光客にも門戸を開くのか注目されます。
こうした中、北京の旅行会社「高麗ツアーズ」は、来月5日に平壌で開かれる予定だったマラソン大会が急きょ中止になったと発表しました。このマラソン大会は去年、6年ぶりに開催され、中国やルーマニアなど45の国と地域からおよそ200人が参加しました。
北朝鮮の陸上競技協会から中止の通知があったということですが、理由については明らかにされていません。
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