県警が冬の富士山で人形を使って滑落を検証

冬の富士山における最大の脅威、それが「滑落」です。県警が冬の富士山での滑落を人形を使って検証した映像では、人形は激しく回転しながら転がり続けました。

警察によりますと、一度滑落すると止まることができずに数キロメートルにわたって滑落し続けるケースもあるといいます。

登山道の冬季閉鎖が始まった2025年9月11日から3月9日までに、富士山で発生した事故は4件すべてが滑落によるもので、そのうち1人が亡くなっています。

富士山の登山道は冬季閉鎖中「通行禁止」ですが、登山道以外の場所から強行入山し遭難する人が後を絶ちません。

鈴木知事は10日の定例会見で、この事態を重く受け止め、外国人登山者への注意喚起を徹底する方針を改めて示しました。

鈴木康友知事
「多言語によるPRでありますとか、なるべくそうした外国の方も含めて事案が発生しないように、強制力はございませんので、注意喚起を引き続き継続してやっていく」

命を落とす危険もある滑落。

冬の富士山での山岳遭難は救助側にも大きなリスクを伴うものであり、登山者のモラルが問われています。