事業費の上振れなどで異論が相次ぐ音楽ホールと震災メモリアル拠点の複合施設を巡り、仙台市議会は「事業費の縮減に最大限努めること」などを求める意見をつけて、整備計画の関連費用を含む予算案を委員会可決しました。

複合施設を巡っては、9日の市議会予算特別委員会でも複数の会派から「施設内容の検討が不十分」、「事業費が膨らみ財政負担が懸念される」などの指摘がありました。

せんだい自民・参政の会 菊地崇良議員:
「仙台市としてみた時に総額どこまでだったら耐えられるのか」

郡仙台市長:
「今ここで天井になる金額を示すことは難しい。この施設に大きな期待を寄せてもらっている方も多くいる」

菊地崇良議員:
「状況によっては立ち止まって、市民の声に耳を傾け、事業の見直しも考えるのが市長の責務と考える」

総事業費は646億円と試算されていて、当初の想定から300億円ほど増加しています。

市は開会中の議会に施設の実施設計費など約13億9000万円を含む2026年度一般会計当初予算案を提出していて、予算案は9日の委員会で賛成多数で可決されました。

ただ、施設の必要性に理解を示す与党会派の議員からも付帯意見が提出されました。

自由民主党 高橋卓誠議員:
「財源の適切な確保および事業費の縮減に最大限努めるとともに、事業の必要性や妥当性について市民に対し、丁寧かつ十分な説明を行ったうえで適切に事業を執行することを強く求めるものです」

付帯意見は賛成多数で可決されました。12日に開かれる本会議では、この意見が委員長報告に盛り込まれ、そのうえで予算案は可決される見通しです。














