イラン反体制派のクルド人勢力が拠点とする隣国イラクのクルド人自治区には増尾記者がいます。現地の情報を伝えてもらいます。
イランのお隣、イラク北東部のクルド人自治区アルビルという場所です。ここ数日、イランやイランに連帯を示す武装勢力が攻撃を強めているアルビルには米軍基地があり主な標的となっていますが、それ以外にもNGOの関係者ら外国人がよく利用するホテルがあり、攻撃を受けました。
他にも国際空港の周辺ほか、民間施設にも被害は及んでいて、町全体が警戒した状況となっています。
イランが攻撃する理由となっているのが、この地域を拠点にするイランの反体制派のクルド人武装勢力の存在です。複数の勢力に分かれていますが、あわせて数千人ともいわれる規模です。
いま、こうした武装勢力がイランに向けて地上から進攻する可能性が大きな焦点になっています。
複数のアメリカメディアは、アメリカがこうした勢力を支援するために武器の供与を検討していると報じ、トランプ大統領も当初、「いいアイディアだ」などと話していました。
その後、発言を軌道修正しましたが、イラン側はこの動きを警戒し、今後も自治区への攻撃を強めていくとみられます。
クルド勢力がイランに向けて地上で動き出し、戦火がさらに広がるのか。その緊張がいま、このアルビルという町に色濃く漂っています。
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