東日本大震災から11日で15年。
新潟県阿賀野市の小学校で9日、「原子力」について学ぶ集会が開かれました。講師を務めたのは福島県から避難してきた女性。子ども達に伝えたこととは。
【阿賀野市 危機管理課 谷内和美さん】「災害や事故が起こると、それまで当たり前に思っていた生活ができなくなるというのを体感しました」

子ども達の前で語るのは阿賀野市の職員、谷内和美さんです。谷内さんは福島第一原発事故をきっかけに2012年4月に福島県 郡山市から阿賀野市に避難してきました。

阿賀野市の神山小学校で開かれたこの集会は児童達に防災意識を高めてもらおうと、防災教育プログラムの一環で行われたものです。

テーマは「原子力」。谷内さんは原発事故の影響を受けながら生活する当時の状況を語りました。

【阿賀野市 危機管理課 谷内和美さん】「福島第一原子原子力発電所の事故が起こり、その影響で水道の水が飲めなかったり、あまり外に出られなくなったり、夏でも帽子、マスク、ジャンパー、長ズボン、長靴で学校に行ったりという生活になりました」

谷内さんは自身の経験を踏まえ、日ごろから事前に備えることの重要性を訴えました。
【阿賀野市 危機管理課 谷内和美さん】「災害はいつ起こるか分からないので、起こることをなくすことはできませんが、自分たちの被害が少なくなるように準備をしておくことはできます。知ることは防災の第一歩です」

また、避難所生活でトイレに困ったという谷内さんの経験から、子どもたちに100円ショップで買える簡易トイレの使い方などを教えました。

【児童は】「もしこれから自分もそういうことが起こるかもしれないので、怖いと思ったのと、それまでに対策できることはたくさんあるので、しよう思いました」

【阿賀野市 危機管理課 谷内和美さん】「原子力発電というのは生活ががらっと変わってしまうこともあるので、そういうことも心の端にちょっと止めておいてほしいなって」
児童たちにとって、防災について考える貴重な機会となったようです。














