9年前、長崎市の海星高校に通っていた男子生徒が自殺した問題で、いじめを受けていたにも関わらず学校が対策を怠ったなどとして遺族が損害賠償などを求めている裁判が2日、結審しました。
訴えているのは海星高校の当時2年生で2017年に自殺した男子生徒の遺族です。
訴状によりますと遺族は、学校がいじめ防止対策推進法に基づく対策を怠ったことや、「いじめが主たる要因」とする第三者委員会の報告を受け入れない対応は違法だとして、学校側に対し3200万円あまりの損害賠償とホームページへの謝罪文掲載を求めています。
2日に長崎地裁で開かれた口頭弁論では、男子生徒の母親が意見陳述し「私たちのように学校の対応で苦しむ遺族をつくってはならない」などと訴えました。
遺族「いい方向にもっていくんだ、こんな学校を絶対に許してはいけないんだという思いで団結して今まで来ました」「どう判決が下ろうとも絶対に死を無駄にすることなく、これを活かしていくことが彼に対する最大の供養だ」
裁判は結審し、6月8日に判決が言い渡される予定です。














