県のリーダーを決める宮崎県知事選挙は、いよいよ25日、クリスマスに投票日を迎えます。
元職、現職、新人の3人による選挙戦は、終盤戦を迎えています。それぞれの候補者に、23日、選挙戦の手ごたえを聞きました。
元職の東国原氏は、23日、宮崎市の病院の駐車場で演説し、道行く人などに支持を訴えました。
(東国原英夫候補)
「組織団体も何もない。私は何もない、1匹狼ででも私は負けません。宮崎のために宮崎を思う気持ちは誰よりも負けませから、ふるさと宮崎だから」
組織や団体の推薦はほとんどないものの、知名度を生かして各地で浸透を図ってきた東国原氏。
選挙戦終盤に入り、大票田の宮崎市を中心に活動を展開しています。
(東国原英夫候補)
「現職側が組織団体、巨大政党がむこうについているから、非常に厳しいです。その壁は厚いです。肌感覚でそう感じている。わかりますよね、皆さん、12年間見てきたから。この県政をあと4年続けるのか、そうじゃない県政を選ぶかということ」

現職の河野俊嗣氏は、23日、宮崎市のスーパーで支援者らを前に演説しました。
(河野俊嗣候補)
「ぜひこれからの4年間を託していただきたい。宮崎の未来を私に託していただきたい。皆さんと一緒に宮崎の安心と希望あふれる未来を切り開いていこうではありませんか」
多くの団体から推薦を受け組織戦を展開している河野氏。
終盤戦に入り、組織の引き締めに力を入れています。
(河野俊嗣候補)
「県内各地回っておりますと、『頑張れ、頑張れ』と『あんたしかおらん』と、これまでの選挙以上に力強い応援をいただいて、確実に手ごたえをいただいております。この宮崎を任せられるのは私しかいないということを県民の皆様にしっかりお伝えをして、後押しを、そして4期目に向けて、ぜひ勝利をつかんでいきたいと考えています」

新人のスーパークレイジー君氏は、宮崎市の中心部を徒歩で回る「草の根」の活動を展開。
道行く人に若い世代への政治参加を呼び掛けながら支持を訴えました。
(スーパークレイジー君候補)
「もう最初よりは、どんどんどんどん浸透してるかなっていうのはすごい感じます。でも、ただし、一番思うのは『宮崎の未来は若者が変える』って言ってますけれども、『やはり、それは確かにそうだよね』って声も年齢が高い方から低い方から皆、結構、『確かに本当だね』っていう声は非常に手応えを感じています」

※MRTテレビ「Check!」12月23日(金)放送分から