かえって危ない自転車レーン

しかし、現実として、そんなことはできません。それどころか、自転車レーン上の駐車違反をパスするために、自転車は右に膨らんで走らざるを得ず、かえって危険であることが往々にしてあるのです。

トラックは自転車レーンからはみ出してしまうので「自転車レーンがかえって危険」という状態になります。

写真の「川の手通り(足立区)」については、トラックがずらりと並ぶことが多く、警察もパイロン(ソフトコーン)を並べて対処しましたが、パイロン区間が過ぎると、ふたたび「駐車場」になってしまっています。「自転車レーン」との表示を付けてもまったく効果がありません。

これらのクルマをなぜ一掃できないのでしょう?そこには理由があります。

諸悪の根源はここに?

実は諸悪の根源は次の部分にもあったりします。こうした自転車専用通行帯が路面に描いてある道路は、往々にして「駐車禁止」であって「駐停車禁止」ではないのです。

歩道の縁石をよく見ると「破線」になっています。この道路は駐停車禁止ではなく駐車禁止なのです。

だから「停車」はOK。5分以内の荷物の積み下ろしや、運転手が乗っていてすぐに移動できる停車は取り締まりができないのです。このことが「自転車レーンは無料の駐車場」とでもいうべき誤った意識を醸成してしまいました。