警察官になりすまして、高齢者から3500万円相当の金塊をだまし取ったとして、23歳の男がきょう(24日)逮捕されました。

詐欺の容疑で逮捕されたのは、台湾出身で販売業の男(23)です。

警察の調べによりますと、男は特殊詐欺グループの一員で、2025年12月10日ごろから、警察官になりすました詐欺グループが、愛媛県の男性(70代)に電話をかけ、「暴力団が薬物を販売し、その代金をあなたの口座に振り込ませていた。」「あなたの持っている金塊と金塊の領収書を確認する必要がある。」「玄関表札の下に金塊とその領収書を入れて置いてほしい」などとうそを言い、12月18日、玄関表札下に置かれた金塊3個(時価合計3500万円相当)在中の紙袋を男が回収した疑いです。金塊は、縦8センチ、幅5センチ、厚さ1センチのいわゆる「金の延べ棒」で1個の重さは500グラムだということです。

男は今年1月26日に香川県の女性(80代)から現金をだまし取ろうとしたとして、警戒していた警察官に詐欺未遂の疑いで逮捕されました。警察が男の携帯の履歴などを調べ今回の容疑を特定したということです。

調べに対して男は「金塊を回収したことについては間違いないが、被害者に電話はしていません」と容疑を一部否認しているということです。男は特殊詐欺グループの「受け子」役とみられ、警察が背後関係などを調べています。