日本の性教育について考えるセミナーが23日、広島市で開かれました。

およそ130人が参加した性教育セミナーでは、産婦人科クリニック院長で性暴力被害者の支援などもする河野美代子さんが、性教育の歴史や、性感染症の事例などについて説明しました。

国によりますと、2021年度の14歳までの人工中絶数は125件で、出生数は32件となっています。河野さんのクリニックでも妊娠した女子中高生の受診があり、妊娠させた相手で最も多いのは「社会人」だということです。

河野産婦人科クリニック 河野美代子院長
「若者たちは無知だと思っている。きちんと教えられていないから。自分の行動と結びついた力としての知識になっていない。これで私が妊娠する、彼女が妊娠すると捉えきれていないし、体もわかっていない」

参加者した女性
「リアルに当事者を見てきた方にしか話せないことだと感じた。みんなが同じように知識を持たないと変わらないと思った」

河野産婦人科クリニック 河野美代子院長
「知れば知るほど行動は慎重になっていく。自分はどういう生き方をするのか、自分で決めていけるような教え方をしていきたい」

このほかセミナーでは、学校での性暴力被害をテーマに、講師と参加者が意見を交わすなどしました。