20日に山口県下関市で寺が全焼し、焼け跡から5人の遺体が見つかった火事です。22日、発見された遺体は男性1人、女性2人、性別不明の2人だったことが分かりました。寺に住む家族5人と連絡が取れていないため、警察で確認を急いでいます。

20日午前2時20分ごろ、下関市豊浦町川棚で女性の声で「助けて」と消防に通報がありました。

正琳寺から火が出ていて、消防車など14台が出動し、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、本堂と木造一部2階建ての住宅が全焼しました。

記者
「寺は原形をとどめないほど激しく焼け落ちています。今も焦げ臭いにおいが立ちこめ、ところどころ、まだ白い煙が立ち上っています」

焼け跡から、5人の遺体が見つかりました。その後、遺体は男性1人、女性2人、性別不明の2人と分かりました。

近隣住民
「外、のぞいてみたら真っ赤に燃えていて、全体が燃えていたから恐怖しかないです」
「びっくりしました。娘が火事だから起きてって言うから」

警察によるとこの寺には、80代・50代・10代の男性、40代の女性、10歳未満の女の子の家族5人が住んでいて、連絡が取れていないということです。

現場は日本海側の漁業のまちで、JR山陰線の川棚温泉駅からおよそ2キロの住宅密集地です。

警察は、遺体は家族5人の可能性があるとみて身元の確認を急ぐとともに、消防と実況見分をして火事の詳しい状況を調べています。