プルデンシャル生命の社員らが顧客から多額の金銭をだまし取った事例を受け、生命保険協会の会長は、業界を挙げて「金銭詐取事案の根絶」に向けた取り組みを進める考えを示しました。
プルデンシャル生命では、100人を超える社員や元社員が架空の投資話を持ちかけるなどし、顧客から総額31億円にのぼる金銭をだまし取っていたことが明らかになっています。
生命保険協会 高田幸徳 会長
「お客様や社会の信頼を損なうような事案が発生しておりますことは、協会としては大変遺憾に思ってございまして、極めて深刻なものと受け止めてございます」
きょう会見を開いた生命保険協会の高田会長は、▼硬直的な組織風土や▼営業活動の不十分な管理体制が不祥事を招く要因になったと指摘。現場の実態に即したガバナンスの構築やモニタリング体制の強化を加盟各社に徹底させ、「金銭詐取事案の根絶」を目指す考えを示しました。
また、4月には経営トップによる意見交換会を開き、信頼回復に向けた具体的な取り組みを加速させるとしています。
一方、加盟各社への一斉点検や報酬体系に関する調査などは、現時点では行わない方針です。
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