広島市の新交通システム「アストラムライン」の延伸事業をめぐって、広島市は来年度、整備の効果を再検証すると明らかにしました。
「アストラムライン」には、広域公園前駅から西広島駅までの約7.1kmを延伸する計画があります。2036年度の開業を目指しています。
広島市は、アストラムライン延伸にかかる事業費をおよそ760億円と算定しています。また、事業による効果が費用を上回っているかを判定する「費用便益比」について、効果が上回るとされる1.1と試算していました。
ただ、この試算では、費用面では最近の資材高騰や人件費の上昇などが反映されていないほか、効果面でも開通による地価上昇、利便性の向上などが反映されておらず、再検討を訴える声も上がっていました。
そのため、広島市は来年度に整備効果を再算定することに決め、当初予算案に5000万円を計上し議会に提案しています。
広島市 石飛和博 道路交通局長
「事業の実施による便益を、標準的な整備効果のみならず、地域の特性も含めて算定できることを踏まえて整備していきたい」
広島市は来年度中に算定を終える予定で、ルートや開業予定など、延伸計画そのものには変更はないとしています。














