年々、市場規模が大きくなっている「ハンバーガー市場」。攻勢をかけようとする業界4位の「ロッテリア」改め「ゼッテリア」の戦略は。
バーガー・ワン 井上卓士 社長
「バーガー業界でNo.1という目標を掲げる」
こう意気込んだのは「ロッテリア」から社名を変えた「バーガー・ワン」の社長。23年に「ロッテリア」を買収した親会社のゼンショーホールディングスは、この3月末までに「ロッテリア」の全店舗を閉店し、順次「ゼッテリア」に転換します。
バーガー・ワン 井上卓士 社長
「おいしいハンバーガーをお客様にお届けしてファンになっていただく。お客様の支持を得なければ、この先はないと感じている」
「この先はない」という危機感の背景にあるのはハンバーガー市場の激戦ぶり。業界の規模は、この10年間右肩上がりで、今年度の総売上げ高は1兆300億円に上る見込みです。
ただ、「ゼッテリア」の店舗数は国内4位。街で聞いてみると…
「ゼッテリア?分からない」
「名前だけは聞いたことあります」
知名度が課題の中、先行する3社は着々と戦略を実行に移しています。業界トップのマクドナルドは…
日本マクドナルド トーマス・コウ社長(今月6日)
「全店売上高は8886億円で過去最高を更新しました」
過去最高の売上げを支えたのは「モバイルオーダー」などのデジタル化の加速。
2位のモスバーガーは多様な価格帯を揃え、時期や気分に合わせて商品を選んでもらう戦略です。
そして、3位のバーガーキングが打ち出すのが「ボリューム」。「食べ応え」を追求する客から根強い支持を得ていると言います。
フードアナリスト 重盛高雄 氏
「一昔前バーガー業界は、とにかく安ければいいという装いだった。クオリティという形で勝負していかないと生き残れない時代になった」
すき家・はま寿司・なか卯も傘下に置くゼンショーグループの一員である「バーガー・ワン」。
共同の調達・加工・物流などでメリットを最大化したい考えで、バーガー市場の競争はますます激しくなりそうです。
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